はじめに
今回は夏休みの学習についてのモチベーションアップ編のおはなしになります。
子供達もせっかくの自由な夏、『この最高のひとときを満喫したい!』と思っているのが当然だと思います。
ですから親も子供達と約束を結んだら、【しっかりと守る】それが親の役目です。
学習時間を決めたら今度は約束を守った時の子供達の条件もしっかり聞いてあげて下さい。
そしてお互いが納得し、子供達に充実した夏休みを送らせてあげて下さい。
それではどうやってモチベーションを上げていくのか、我が家でのやり方をお伝えしていきます。
予定学習時間以上に学習したら?
夏休み期間中、我が家では何もない日は毎日3時間の学習を行うことにしておりました。
ストップウォッチで学習時間を計測して3時間以上学習した場合は、分刻みで翌日以降にプールするシステムにしていました。
学習が出来ない日の分として補填
これは旅行など出かけたりした際に学習出来ない日も出て来る中で、その時に学習出来なかった分を補填するという形です。
これにより決まっている予定に対して、どう計画を立てて学習を進めるかも経験することが出来ます。
楽しい予定が数日後に待っていれば学習のモチベーションも上がりますので、前向きに机に向かってくれることが多くなります。
月間の予定学習時間を決めてそれ以上はご褒美に
毎日コツコツと学習していくと毎日3時間以上の学習になることが多くなります。
月末(1ヵ月間)で学習時間をリセットするのですが、その際に予定学習時間以上に学習した場合、1分=1円で換算してパパの小遣いからご褒美を出す様にしました。
これによって、やり過ぎても子供達は【損をした】という感情が無くなり、やったらやった分【得する】という感情になると思ったからです。
もちろんお金で釣るというのはあまりよろしくないかも知れませんが、そこまで予定学習時間を超える事もないと思いますしどんなに超えても10時間くらいかと。
ですから600分でも600円となります。
これはがんばったご褒美ですから親が身銭をきってあげて下さい。
ご褒美に貰ったお金だって、お金の使い方の勉強になるんですから。
親は決めた約束を必ず守る
これは結構重要な部分だと思いますので要チェックで見て下さい。
1日単位での約束
はじめの部分でも書きましたが子供と学習時間を決めているわけですから、勉強が終われば子供のやりたい事(ゲームやYouTubeなど)は約束の範囲で全部やらせてあげて下さい。
小学生も高学年、この辺りは非常に敏感です。
口には出さないかもしれませんが、間違いなく気付いています。
約束したんだから勉強しろと散々いうくせに、ゲームになったら『いつまでゲームやっているんだ』となれば勉強だってやる気になりません。
ですので我が家では決めた1日の勉強時間が終了したら、日常生活以外の時間は就寝時間まで文句を言わないようにしています。
(もちろん尋常ではない時間のゲームやYouTubeはNGにします。)
そうすることによって子供との信頼関係が強まり、より一層早く勉強を終わらせようと思ってくれれば、【最高の学習スパイラルが構築された】と感じていいと思います。
夏休みに絶対にやりたい事を叶える
せっかくの夏休みです。
旅行に行ったり、海に行ったりしたいのはもちろんの事だと思います。
7月に入ったら、子供に行きたい場所を5つくらいピックアップしてもらいました。
家庭によって異なると思いますが、1つでも叶えられそうであれば子供に伝えてあげて下さい。
物で釣るわけではありませんが、イベント当日まで間違いなく高いモチベーションを維持して学習、学習以外の事に取り組んでくれると思います。
ちなみに我が家の娘は、あつまれどうぶつの森とコラボしていた【八景島シーパラダイス】に行きたがっていて、予定しておりましたがコロナの感染拡大の影響で断念致しました。
余談ではありますが自分が小学生だった30余年前の夏休み、野球少年だった自分は巨人戦が見たい!の一点張りでした。
そんな自分を父親は、西武球場(現:メットライフドーム)と後楽園球場(現:東京ドーム)での巨人戦と、2試合ものプロ野球観戦を夏休みにさせてくれました。(小学3年生~小学6年生までの夏休みの4年間と記憶しております。)
母親から後楽園球場の巨人戦は会社の上司に頭を下げて会社で手配してもらっていたとの事でした。
毎年お盆期間中で、一番手に入りづらかったプラチナチケット、親父本当にありがとう。
先日ふと伝えたら『子供が喜ぶなら頭を下げるのは構わない。お前も子供達に同じようにやってやれ。』と。
しっかり心に刻ませていただきます。
まとめ
少し話が脱線してしまいましたが、まとめになります。
どうせやる学習なら前向きな気持ちで取り組むに越した事はありません。
気持ち良く学習し学力を積み上げてもらい、一皮剥けて2学期に踏み出してもらいたいと思います。
小学5年生という事でもちろん学習も大事ですが、同じくらいに家族で過ごす夏の思い出も大事です。
皆様の夏休みが、バランスを取りながら最高の夏休みになる事を願っております。
本日も最後まで読んでいただきまして、誠にありがとうございました。